日本モーダル解析協議会(JMAC)

実験技術実習基礎セミナー

2001年11月28日(水)中央大学後楽園キャンパス2号館

内容

実験項目 習得事項

セットアップ

対象物により最適な支持方法の確認.固定,自由支持(スポンジ,ヒモ吊り,ゴム吊りなど)と拘束条件を変えた場合の変化.

センサ種類

加速度計,レーザードップラー(スキャン式),感度,キャリブレーション,TEDS.

加振方法

ハンマーリング,加振器と実稼動の違い.再現性,線形性,相反定理の確認.
加振力によるガタの影響.
加振器による加振方法と注意点(加振信号:ランダム,チャープ,バーストアランダム,バーストチャープ).
ハンマーリングによる加振方法と注意点(加振点応答点移動,先端チップ,ハンマー重量,2度打ち).

加振点の選定

求めたい振動モードに対する加振点の選択方法,FEM解析から求める方法.

測定点の選定

センサー位置と数.

伝達関数の測定と精度

測定周波数範囲と振動モード数の関係,周波数分解能,ズーミング.
入力,応答,伝達関数,コヒーレンスの評価方法.誤差の除去.

カーブフィット

ポールの選び方,固有振動数,モード減衰比,振動モードの算出.

結果の評価

振動モードの意味,自己MAC,相互MAC.

結果の応用

構造変更と感度解析(目的と方法,パラメータの選択方法).外力応答シミュレーションの方法.
FEMモデルとの相関とアップデート.

講師
JMAC2001実行委員
戸井 (中央大学),菅原((有)エヌブイソリューションズ),野村(MIT),伊島(iTiD Consulting),磯山(MTS),石塚(LMS),天野(LMS)他

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