活動報告

主催イベント開催記録

  1991年以来の技術講演会、各種技術基礎セミナー等開催記録です。

2016年実験技術実習基礎セミナー

2016年6月3日(金)中央大学後楽園キャンパスにて開催しました。

活動風景   活動風景



1.「セットアップ」
対象物により最適な支持方法の確認。
固定、自由支持(スポンジ、ヒモ吊り、ゴム吊り等)と拘束条件を変えた場合の変化。
2.「センサー種類」
ロードセル、加速度計、感度、キャリブレーション、TEDS。
3.「信号処理の基礎」
サンプリング定理、入力レンジ、トリガー、エリアジング、リーケージ、ウインドー。
4.「加振方法」
ハンマーリング、加振器と実稼動の違い。
再現性、線形性、相反定理の確認。加振力によるガタの影響。
加振器による加振方法と注意点。
(加振信号:チャープ、バーストランダム、バーストチャープ)
ハンマーリングによる加振方法と注意点。
(加振店応答点移動、先端チップ、ハンマー重量、2度打ち)
5.「加振点の選定」
求めたい振動モードに対する加振点の選択方法、FEM解析から求める方法。
6.「測定点の選定」
センサーの位置と数。
7.「伝達関数の測定と精度」
測定周波数範囲と振動モード数の関係、周波数分解能、ズーミング。
入力、応答、伝達関数、コヒーレンス関数の評価方法。誤差の算出。
8.「カーブフィット」
ポールの選び方、固有振動数、モード減衰比、振動モードの算出。
9.「結果の評価」
振動モードの意味、自己MAC、相互MAC。
10.「結果の応用」
構造変更と感度解析(目的と方法、パラメータの選択方法)。
外力応力シミュレーションの方法、FEMモデルとの相関とアップデート。

講師:戸井 武司 [中央大学]、松村 晋介 [エー・アンド・デイ]、浦壁 浩司 [小野測器]、
   石塚 昌之,工藤 和久 [シーメンス]、野村 祐吉 [ブリュエル・ケアー・ジャパン]、
   田原 基学 [ポリテックジャパン]

 
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